招き猫の効果である右手と左手のご利益や置き場所を解説

招き猫の効果について

右手と左手のご利益の違いについて

招き猫には「右手を上げているもの」と「左手を上げているもの」がいます。

「右手を上げている招き猫は、金運を呼ぶご利益がある」

「左手を上げている招き猫は、お客様を招くご利益がある」

と、いわれています。

ですので、左手を上げている招き猫は、お客様にたくさん来てほしいお店に向いています。

また、右手を上げている招き猫は、個人の方で金運をアップさせたい方はもちろんですが、金運をアップさせて商売や事業を繁栄させたいという方におすすめです。

☆お店での置き場所について

右手上げの招き猫と、左手上げの招き猫の二匹を、並べてペアで飾ることもよくありますが、その場合は手が外側にくるように飾ってください。

その他、

「右手を上げている招き猫は昼のお客を招く」

「左手を上げている招き猫は夜のお客を招く」

ともいわれ、「夕方になるとお店に飾る招き猫を飾り変える」ところもあります。

両手を上げた置物のご利益について

右手と左手、左右両方の手を上げた招き猫は、「金運とお客様の両方を招いてくれる」といわれています。

ただし、両手を上げている姿が「お手上げ」に通じるということから、嫌う方もいらっしゃいます。

金運をアップさせる置き場所について

右手を上げている招き猫は、金運をアップさせるといわれておりますが、金運をアップさせたいときには「財方位」に飾るのがおすすめです。

「財方位」とは、家の玄関によって決まる、「金運を招く方位のこと」です。

☆「財方位」の調べ方

「財方位」は家の玄関(部屋のドアでも可)がどの方位にあるかで異なりますので、下記をご参照いただき、それぞれの住居の財方位を確認してください。

玄関が北向きの家・・東、西南

玄関が東向きの家・・西南、北

玄関が西向きの家・・北、東南

玄関が南向きの家・・東南

玄関が東北向きの家・・東南

玄関が西北向きの家・・東、南

玄関が東南向きの家・・西南、東

玄関が西南向きの家・・西

由来について

☆今戸焼説

武江年表嘉永5年の項には浅草花川戸に住んでいた老婆が貧しさゆえに愛猫を手放したが、夢枕にその猫が現れ、「自分の姿を人形にしたら福徳を授かる」と言ったので、その猫の姿の人形を今戸焼(今戸人形)の焼き物にして浅草神社(三社様)鳥居横で売ったところ、たちまち評判になったという。

☆豪徳寺説

江戸時代に彦根藩第二代藩主・井伊直孝が鷹狩りの帰りに豪徳寺の前を通りかかった。そのときこの寺の和尚の飼い猫が門前で手招きするような仕草をしていたため寺に立ち寄り休憩した。

すると雷雨が降りはじめた。雨に降られずにすんだことを喜んだ直孝は、後日荒れていた豪徳寺を建て直すために多額の寄進をし、豪徳寺は盛り返したという。

和尚はこの猫が死ぬと墓を建てて弔った。後世に境内に招猫堂が建てられ、猫が片手を挙げている姿をかたどった招福猫児(まねぎねこ)が作られるようになったという。

☆自性院説

江古田・沼袋原の戦いで、劣勢に立たされ道に迷った太田道灌の前に猫が現れて手招きをし、自性院に案内した。これをきっかけに盛り返すことに成功した太田道灌は、この猫の地蔵尊を奉納したことから、猫地蔵を経由して招き猫が成立したという。

招き猫とだるまの紹介について

商売繁盛の招き猫の紹介

有名な招き猫の置物:小判招き猫・左手上げ

左手上げの招き猫の置物:手長招き猫・左手上げ

貯金箱の招き猫の置物:大入り招き猫

玄関に最適な招き猫の置物:ドル招き猫

商売繁盛の招き猫の置物:ダルマ持ち招き猫

金色の招き猫の置物:金色猫づくし招き猫

かわいい招き猫の置物:ちりめん小判招き猫

おしゃれな招き猫の置物:唐草文様招き猫

 

金運上昇の招き猫の紹介

有名な招き猫の置物:小判招き猫・右手上げ

右手上げの招き猫の置物:手長招き猫・右手上げ

金運アップの招き猫の置物:金色七福招き猫

金運上昇の招き猫の置物:ラッキーキャット

 

 

 

 

開運招福の招き猫の紹介

玄関に最適な招き猫の置物:おじぎ招き猫

小さい招き猫の置物:酒呑み招き猫

両手上げの招き猫の置物:上向き招き猫・両手上げ

高崎だるまの紹介

招き猫の置物以外:福だるま

招き猫の置物以外:商売だるま

招き猫の置物以外:金運だるま

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